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開城で工業地区発展問題を協議 昨年の北南共同視察結果を評価

 北南が昨年12月12〜22日に実施した中国、ベトナムの工業地区共同視察の結果を評価し、今後の開城工業地区発展の方向性などを協議する会議が19〜21日、開城の北南経済協力協議事務所で行われた。

 会議には、パク・チョルス中央特区開発指導総局副局長をはじめとする北側代表団、キム・ヨンタク統一部常勤会談代表をはじめとする南側代表団メンバーが参加した。今年初の北南当局間の接触となった。

 双方メンバーのほとんどは、昨年に海外の工業地区を共同視察したメンバーだという。共同視察は、成功裏に運営されている海外工業地区の投資環境や運営システムなどを把握することによって、開城工業地区をより競争力のある地区へと発展させることを模索する目的で行われた。

 会議初日には共同視察を評価し、翌日、この評価を土台に開城工業地区発展の課題などについて協議した。

 連合ニュースによると、会議を終えた南のキム代表は記者団に、「開城工業地区の懸案について全ての問題を討論する場だった。評価会議は十分に行った」と話した。

 会議では、今後の実務会談開催などの問題についても話し合われ、次回は2月1日に開催することが決まった。

[朝鮮新報 2010.1.22]