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生産工程のCNC化実現 マウスで操作

 2年におよぶ現代化工事の中心課題のひとつが、CNC化の実現だった。

 同企業所のビナロン生産ラインは、生石灰、カーバイト、アセチレン工程など数十の基本工程と、触媒生産、給水、冷凍、蒸気生産などの補助生産工程が有機的に結合している。

 数千におよぶボタンとバルブで操作する複雑な工程をプログラム化するため、数十人の技術者による「頭脳集団」が組まれた。平均年齢30代前半の技術者の大半が生産現場で働きながら、専門知識を学んだ。

 かつてボタンとバルブで操作を行っていた労働者は現在、マウス片手に生産工程を操作している。

 同企業所でCNCが導入されたことについて10日付の労働新聞は「ビナロン発明国の朝鮮をビナロン大国へと導く奇跡」だと指摘した。

[朝鮮新報 2010.2.23]