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朝鮮人民軍最高司令部 「万端の戦闘動員態勢」を命令

北侵合同軍事演習開始で

 朝鮮人民軍最高司令部は、米軍と南朝鮮軍が8日から南の全域でキー・リゾルブ、フォールイーグル合同軍事演習を開始したことと関連し、同日、報道を発表した。

 報道は、この演習で朝鮮半島には任意の時刻に戦争が起こりかねない緊迫した情勢が生じていると指摘しながら、国に生じた重大な事態に対処して次のような命令を下したことを明らかにした。

 その内容は、▼前線と海岸、対空監視勤務に当たっている朝鮮人民軍将兵は、侵略者のどのような挑発策動も一撃で撃破、粉砕できるよう前哨線を守ること、▼朝鮮人民軍陸海空軍部隊は、いったん命令が下されれば侵略の牙城を跡形もなく吹き飛ばせるよう万端の戦闘動員態勢を取ること、▼朝鮮人民軍の全将兵と朝鮮人民警備隊、労農赤衛隊、赤い青年近衛隊の隊員は、侵略者がわが国の空と地、海を0.001ミリでも侵犯するなら、挑発者を容赦なく撃滅、掃討できるよう高度の撃動状態(銃の引き金に指を掛けた状態)を堅持すること、▼全国の全人民は、片手に銃を、もう片方にはかまとハンマーを持って強盛大国建設にはげむこと −の4つの内容になっている。

[朝鮮新報 2010.3.12]