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国家開発銀行理事会第1回会議 理事長選出、規約など議決

 国家開発銀行理事会第1回会議が10日、平壌の羊角島国際ホテルで行われた。

 会議には、国家開発銀行理事会の各理事が参加し、関係者が傍聴した。

 会議では、国防委員会決定「国家開発銀行を設立することについて」が伝達された。

 理事会は、国防委員会、朝鮮アジア太平洋平和委員会、関係部署、財政省、朝鮮大豊国際投資グループと独立理事2人で構成された。

 会議では、国防委員会代表の田逸春氏が国家開発銀行理事会理事長に、在中同胞の朴哲洙氏が副理事長に選出された。

 会議では、国家開発銀行の規約草案、運営方案、2010年収支予算案、専門家委員会規約、経営組織案が審議、議決された。

 国家開発銀行は、国際金融機関、国際商業銀行と取引する現代的な金融の規範とシステムを備え、国家政策に伴う重要対象に対する投資業務とともに、商業銀行の機能を遂行する総合的な金融機関として活動することになる。(朝鮮通信)

 【注】朝鮮では、今年1月に設立された朝鮮大豊国際投資グループと、この日初の理事会を行った国家開発銀行を通じて、当面10年計画として食糧、鉄道、道路、港湾、電力、エネルギーの6つの経済基盤構築事業を同時に推し進める。朝鮮大豊国際投資グループの国家開発銀行に対する1次登録資本は100億ドル(約9千億円)に設定されている。

[朝鮮新報 2010.3.15]