咸興市は祝賀ムード ビナロン工場竣工を盛大に慶祝 |
市民大会など多彩な行事
朝鮮中央通信によると、ビナロン工場の竣工を慶祝する多彩な行事が2.8ビナロン連合企業所(以下、2.8ビナロン)のある咸鏡南道咸興市で行われた。 2.8ビナロンでは10年かかるとされるぼう大な現代化工事を2年の間に成功裏に終え、16年ぶりに合成繊維であるビナロンの生産を始めた。金正日総書記は2月に2.8ビナロンを2回訪れ、大きな満足を示した。国内メディアは2.8ビナロンでの成果を「全国の大慶事」だとしながら、大々的に報道している。 6日発朝鮮中央通信によると、このような社会的雰囲気の中で、咸興市民大会が咸興広場で盛大に行われた。 ビナロン工場の竣工を祝う咸興市はこの日、祝日のムードに包まれた。咸興広場とそこに続く沿道は、花束を手にして繰り出した市内の数十万の各階層市民で埋め尽くされた。 金正日総書記が大会に参席した。 金正日総書記は、熱狂的に歓呼する市民に温かく答礼し、2.8ビナロンの労働者階級をはじめ咸興市民を祝った。 最高人民会議常任委員会の金永南委員長をはじめとする党と国家、軍隊の幹部らと各道の党責任書記、2.8ビナロンの責任活動家が参加した。 大会では、朝鮮労働党咸鏡南道委員会の太宗秀責任書記が報告を行った。報告者は、2.8ビナロンの竣工は朝鮮の底知れない自立経済の威力が力強く誇示されたとしながら、強盛大国建設の最後の勝利は確定的であると強調した。 金策製鉄連合企業所(咸鏡北道)支配人のリ・ヒホン氏と咸州郡東峰協同農場(咸鏡南道)のリ・ヨンエ管理委員長は祝賀演説で、経済強国建設のすべての部門でビナロン英雄たちの不屈の精神力と仕事ぶりで前進することを呼び掛けた。 6日、金正日総書記が2.8ビナロンの労働者、技術者のために催した歓迎宴が咸鏡南道の麻田ホテルと新興山旅館、新興館で行われた。これには、2.8ビナロンの労働者、技術者、活動家とともに党と国家、軍隊の幹部、友党委員長、各道の党責任書記、勤労者団体、省、中央機関の責任活動家が参加した。金永南委員長、金英逸総理、朝鮮労働党の崔泰福書記が演説した。 同日、ビナロン工場の竣工を慶祝する咸興市青年学生の舞踏会が咸興広場で行われた。 咸興大劇場では、咸鏡南道芸術団、中央の芸術団体の芸能人の慶祝公演が行われた。 この前日、2.8ビナロンを現代化するうえで偉勲を立てた活動家と科学者、技術者、労働者の表彰式が咸興で行われた。労働英雄称号と共に金メダル(ハンマーとかま)および国旗勲章第1級が74人に、名誉称号が7人に、金日成主席のネーム入り時計の表彰が27人に、金正日総書記の表彰状が22人に授与された。 この日、党と軍隊、国家の幹部が2.8ビナロンを参観した。 [朝鮮新報 2010.3.17] |