朝鮮人民軍板門店代表部 非武装地帯の秩序破壊に警告 |
朝鮮人民軍板門店代表部は3月29日、スポークスマン談話を発表し、非武装地帯の安全秩序を破壊するどんな行為も許されないと主張した。 談話は、南朝鮮軍当局が2月中旬から非武装地帯に「見学」「参観」「観望」として人員を引き入れ行っている反北心理戦行為は停戦協定に反すると指摘し、南朝鮮軍当局の策動を阻止する責任は停戦協定締結の当事者である米国側にもあるとしながら、次のような原則的立場を明らかした。 1、米国側が停戦協定調印の当事者として朝鮮半島の平和と安全に関心があるなら、非武装地帯の安全秩序を破壊しようとする南朝鮮の当局と軍部の策動を直ちに中止させなければならない。 2、南朝鮮の軍部好戦勢力は、わが軍隊の予測不可能な鉄ついを免れたいなら、非武装地帯を反北対決の場に、対北心理戦の場にしようとする愚かな計画を直ちに撤回しなければならない。 3、非武装地帯を北南対決に悪用しようとする米国と南朝鮮当局の行為が続くなら、この地帯で人命被害をはじめ不測の事態が発生することになり、その責任は全的に米国側が負うことになる。 [朝鮮新報 2010.4.5] |