朝鮮中央通信社は２日、カナダで開かれた主要８カ国首脳会議（６月２５〜２６日）の宣言に朝鮮を「天安」号沈没事件と結びつけて非難する内容が含まれたことを批判する論評を発表した。

　同論評はG８首脳宣言が南朝鮮による調査結果に基づき、間接的ながらも朝鮮に言いがかりをつけたのは、「われわれに対する冒とく」だと非難した。

　同論評は、「G８が特定勢力の政治的目的実現のための道具になっていることはまことに遺憾」だとし、首脳宣言を「一顧の価値もない売文宣言」だと切り捨てた。

［朝鮮新報 2010.7.5］