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祖平統 安保理での文書作成非難

 祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンは7日、談話を発表し、南朝鮮が「天安」号沈没事件に関する「国際共助」を懇請し、国連安全保障理事会で事件の責任を北側に転嫁する文書を作成しようとしていることを非難した。

 スポークスマンは南朝鮮のこのような動きを、「事件の謀略的な真相が明るみに出て内外の非難と嘲笑の種になり、南朝鮮内部から再調査を主張する声が高まっていることに慌てふためいた断末魔のあがき」と断じた。

 スポークスマンは、朝鮮側がすでに事件の真相解明のために国防委員会検閲団の派遣と北南共同調査問題を提案したことに言及。「事件でやましい点がなければ、南側がわれわれの提案を受け入れられない理由がない」と指摘した。

 スポークスマンは一方で、「米国が南朝鮮を積極的に庇護して事件に関する謀略騒動を助長していることは看過できない」とした。

 また、このような動きには「東北アジアに対する支配権と影響力を拡大し、侵略と戦争策動を強化するための戦略的企図が潜んでいる」と指摘した。

 スポークスマンは、「万一、安保理でわれわれに少しでも言い掛かりをつける謀略文書がつくり上げられる場合、これをわれわれの国家的尊厳に対する重大な侵害と見なす」と警告した。

[朝鮮新報 2010.7.9]