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韓相烈牧師 各地を訪問 東明王陵、嵋谷協同農場など

東明王陵を訪れた韓相烈牧師 [朝鮮中央通信=朝鮮通信]

 朝鮮中央通信によると、北側に滞在中の南朝鮮の韓相烈牧師が5日、平壌市郊外にある東明王陵を参観した。

 牧師は、高句麗の始祖王の墓である東明王陵に関する解説を受けて、東明王陵改建記念碑と王陵、石の彫刻像、定陵寺などを見て回った。

 韓牧師はまた、平壌学生少年宮殿を参観した。

 このほかに、3大革命展示館、牡丹峰第1中学校などを参観し、平壌サーカス劇場で総合サーカス公演を鑑賞した。

 牡丹峰第1中学校を参観した際には、2002年、米軍装甲車に轢かれて死亡し同校の名誉学生に登録されている南朝鮮の女子学生、申考順、沈美善さんを偲んだ。

 6月30日には黄海北道沙里院市の嵋谷協同農場の農場員と対面した。

 農場員たちは席上、身の危険を冒して平壌を訪問した韓牧師を温かい同胞愛の情で熱烈に歓迎すると述べた。また、南朝鮮当局が牧師の平壌訪問を問題視し、「法」に準じて処理すると言っているが、審判を受けるべき者は李明博であると主張し、南の農民と力を合わせて6.15共同宣言を守り抜き、輝かしていくと述べた。

 韓牧師は、南と北の農民が力を合わせて外部勢力の干渉を退け、祖国の領土に統一・平和の種をまき、立派に育てていかなければならないと述べた。

 韓牧師は嵋谷協同農場訪問に先立って、平壌326電線工場の労働者との集いにも参加。6.15共同宣言発表後、南と北の労働者が力を合わせて統一愛国運動を展開してきたことに言及し、南北の労働者がこれからも先頭に立って6.15を生かし、統一の新しい歴史を創造していかなければならないと強調した。

 工場の労働者は「わが民族同士」の旗印のもと、南の労働者としっかり手を取り合い、自主統一、平和・繁栄を目指して力強くたたかっていく固い決意を表明した。

 この日、韓牧師は統一愛国闘士である非転向長期囚たちとも対面した。

[朝鮮新報 2010.7.9]