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第2回朝米軍部大佐級実務接触 検閲団の具体案を提起

 哨戒艦「天安」号沈没事件の真相究明のための第2回朝米軍部大佐級実務接触が23日、板門店で行われた。

 朝鮮側は、第1回実務接触で提起した、国防委員会の検閲団の現地調査問題と関連した米軍側の検討結果を確認した。

 米軍側は「天安」号事件が「停戦協定違反問題」であり、その枠組みの中で取り扱うべきという主張を繰り返した。

 朝鮮側はこの米軍側の主張に対し、国防委員会の検閲団の現地調査の実現は、事件を客観的かつ科学的に解明するための必須的要求だと指摘し、現地調査の具体的な案を提起した。

 同案では、検閲団は20〜30人で構成し、現地調査では現地視察と「物証」分析、証言聴取、資料収集などを行い、また検閲団の車両は板門店を通じて陸路で入り、検閲団の案内と身辺安全などの現地での実務的保障は、米軍側が責任を持たなくてはならないと要求した。

 第3回朝米軍部大佐級実務接触は、29日頃に板門店で行われる予定だ。

[朝鮮新報 2010.7.26]