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夏の季節に人気のわら靴 トウモロコシの外皮を特殊加工

 夏を迎え、わら靴に対する需要が増えている。

 トウモロコシの外皮で作ったさまざまな形の男女の靴とサンダル、スリッパは暑い夏にも風通しがよく、足の発汗を抑え、涼しげな印象を与える(写真)。使用した人々の間では、疲れも取れ、気分まで爽快にしてくれるとの反響だ。

 開発に携わった医学科学院衛生研究所キム・ポクマン研究士(77、博士)は、「マッサージのような効果が出るように靴底を工夫した。またトウモロコシの外皮という新しい材料が、足からの発汗によって発生する菌を死滅させ抑制する」とその効果について説明する。

 トウモロコシの外皮を特殊加工して作ったわら靴は、防水機能などを高める効果も発揮する。製作者たちは、使用者の意見を聴きながら、さらに多様なスタイルのおしゃれで良質な靴を開発する作業に注力している。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.8.2]