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党創建記念塔に広がる絶景 「祝砲夜会は勝利の象徴」

曲にあわせ数々の花火が上がった [撮影=文光善記者]

 8日、祝砲(花火)夜会が党創建記念塔を臨む金日成花金正日花展示館側広場で盛大に行われ、平壌の夜空に絶景が広がった。

 祝砲夜会は2009年4月以降、記念日の恒例行事として定着しつつある。今回は、夜会2日前の6日に朝鮮中央通信が「新しい花火は、プログラムと点火コントロール装置、花火玉を含む現代的な花火の技術の3大要素が理想的に結合され、色の純度と光度、造形芸術的表現で新たな高みを開拓した」と事前に紹介。注目度が高まっていた。

 その報道によると、プログラムとコントロール装置の技術が100%朝鮮のものでできており、花火玉と導火線、火薬に至るまでの生産の全過程が朝鮮式になっている。

 朝鮮労働党の崔泰福書記は演説で、今回の祝砲夜会は朝鮮労働党を金日成主席の党に強化発展させ国を政治思想強国、軍事強国、科学技術強国に導いた総書記の業績を讃える夜会であると話した。また、祝砲夜会が勝利と栄光の象徴であり、社会主義強盛大国建設の進軍歌であると強調した。そして、朝鮮式に製作された祝砲は、強盛大国の頂へ向けて走り出す朝鮮人民の「理想と誓いの火花」「壮厳な雷音」であると指摘した。

 「朝鮮労働党万歳」の曲から始まった祝砲夜会では、「党は母の姿」「千里馬先駆者の歌」「熙川で会おう」「あなたの理想」の順序に合わせて祝砲が上がった。

 祝砲は曲のテーマと調和するように模様と色彩、発射角度などが変化し、夜空を美しく彩った。

 祝砲夜会は万景台学生少年宮殿前広場でも同時に行われた。

 10日には、咸鏡南道咸興市と開城市でも盛大に行われ、各演説者は、10月の夜空に壮快に打ち上げられた花火は、強盛大国の未来を約束する希望と勝利の花火であると強調した。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.10.16]