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軍事会談北側代表団 対話拒絶の南を非難

 北南軍事会談の北側代表団スポークスマンは10月29日、談話を発表した。

 談話によると、最近、南朝鮮軍部は、軍事境界線一帯で、反北ビラ散布を続けており、朝鮮西海上の北側領海に海軍艦艇を執ように送り込む軍事的挑発を行っている。これと時を同じくして国防部長官が反北心理戦放送の周波数変更とその聴取に必要なラジオを北側地域に散布することについて力説し、スピーカーの追加設置、新しい大型電光掲示板の設置にまで言及した。

 談話は、このような事態を収拾するため10月22日に双方軍事的合意の履行問題を論議する北南軍事実務会談を開催することを南側に提案したこと、南側がこの会談提案を拒否したことを明らかにした。

 そして、「対話と接触を拒否する南軍当局の行為は、大勢の流れも知らない無知の表れであり、不信と対決で同族に背を向けようとする反逆行為である」と非難した。

 談話は、「双方合意履行を公然と回避する南側の無謀な挑発行為に対し、わが軍隊は無慈悲な物理的対応で容赦なく処理していく」と警告した。さらに、「南軍当局は、対話拒絶によって招かれる北南関係の破局的結果がどれほど大きなものであるのかを骨身に染みて痛感することになるであろう」と強調した。

[朝鮮新報 2010.11.5]