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朝鮮中央通信が選定 記念碑的建造物2010

 朝鮮中央通信は17日、強盛大国建設が力強く展開された今年、朝鮮の各地に多くの記念碑的建造物が建てられたとしながら、20余の対象をあげた。報道は次のとおり。

 2.8ビナロン連合企業所(咸鏡南道)が総合的大化学拠点に変わり、南興青年化学連合企業所(平安南道)の無煙炭ガス化による肥料生産工程が完工した。

 竜城機械連合企業所(咸鏡南道)の鋳鉄工場とコンプレッサー職場が竣工し、端川マグネシア工場(同)に無煙炭豆炭生産工程をはじめ新しい生産工程が設けられ、マグネシアクリンカー工業を朝鮮式にさらに発展させられるようになった。

 西海の海原に大渓島干拓地(平安北道)が完工したことによって、一つの郡の面積に相当する耕地を得た。

 黄海南道甕津郡にも、数百fに及ぶプンジ湾干拓地が建設された。

 大規模の金野江軍民発電所(咸鏡南道)のダムが築かれ、礼成江青年2号発電所(黄海北道)と礼成江6号発電所(同)、延山軍民発電所(同)が建設された。

 また、楚山青年1号発電所(慈江道)が完工したのをはじめ、慈江道と黄海北道、咸鏡南道と江原道、両江道など、全国各地で数十に及ぶ中・小型発電所の建設が急ピッチで進められた。

 情報産業時代にふさわしく、平壌穀産工場が技術更新され、平壌小麦粉加工工場と船興食料工場(平壌)、平壌靴下工場の女性靴下職場が現代的に整えられた。

 金日成総合大学(同)の電子図書館が総合的な教育科学情報サービスの中心拠点として建てられ、平壌舞踊大学が壮大かつ華麗に変ぼうした。

 凱旋青年公園(同)が改修され、国立演劇劇場(同)と玉流館専門食堂(同)、普通江百貨店(同)が新設され、香満楼大衆食堂(同)が拡張された。

 竜淵浅海養魚事業所(黄海南道)と竜井養魚場(同)がモデル養魚拠点に整えられて大規模のチョウザメ養殖システムが確立され、人民の食生活をさらに潤いのあるものにするための大きな土台が築かれた。首都の解放山のふもとには現代的な住宅が短期間に建てられた。

 このほかにも、黄海北道人民学習堂と沙里院競技場、会寧市(咸鏡北道)の公共サービス網が特色あるものに建てられたのをはじめ、全国各地に記念碑的建造物が数多く建てられた。

果樹産業での成果

 同日、朝鮮中央通信は、果樹産業の発展のための強固な土台を築いたとしながら、今年のこの分野での成果を次のように指摘した。

 大同江果樹総合農場(平壌)の拡張工事が成功裏に行われ、最新式設備を整えた果物保管庫、干し果物工場が新設された。

 高山果樹農場(江原道)では数百ヘクタールの耕地整理が行われ、第1段階工事が短期間に完工した。

 各地の果樹農場でも、年頭から自らの実情に合わせて果物生産の科学化、集約化、現代化を実現するため積極的に努力した。

 竜田、徳城、定平の各果樹農場をはじめ咸鏡南道の果樹農場では低木のリンゴをはじめ果樹をたくさん植えた。

 平安北道の果樹農場でも、果樹の植樹を大衆挙げての事業として推し進め、果樹園を青春果樹園に変ぼうさせた。

 平壌、沙里院(黄海北道)、黄州(同)の各果樹農場や粛川青年果樹農場(平安南道)では、効能の優れた植物性農薬を生産し、果物の生産を増やせる保証をもたらした。

[朝鮮新報 2010.12.22]