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民主労総が訪北を計画 「関係改善の先鞭つけたい」

 南朝鮮の全国民主労働組合総連盟(民主労総)の代表団が13日から16日まで北側を訪問する計画を進めている。

 統一ニュースが伝えたところによると、民主労総は昨年12月23日、「2010年の南北労働者連帯・協力方案」を話し合うため、イム・ソンギュ委員長をはじめとする20余人で構成された同労組の代表団が訪北すると発表した。

 民主労総は同日、記者会見を開き、同労総が「1999年に南北労働者サッカー大会を成功させ、当時、西海武力衝突によって生じた緊張を緩和し、翌年の6.15共同宣言発表にいたる土台を築くのに貢献した」と指摘。「2010年にも民主労総が南北協力の先頭に立つことで、南北関係の改善に寄与することを望んでいる」と述べた。

 民主労総は昨年9月、99年から始まった「南北労働者連帯・協力事業」の10周年に際して平壌訪問を予定していたが、当局の不許可措置によって実現しなかった。

 また、同労総は6.15共同宣言発表10周年にあたる今年に大衆レベルの統一運動を積極的に展開する計画も明らかにした。

[朝鮮新報 2010.1.13]