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国連事務総長特使が訪朝 口頭親書を伝達

 国連事務総長の特使であるリン・パスコー事務次長(政治局長)一行が9〜12日に訪朝した。

 朝鮮中央通信によると、金正日総書記に、国連事務総長から口頭親書と贈り物が寄せられた。11日、最高人民会議常任委員会の金永南委員長に託した。

 金永南委員長は、平壌の万寿台議事堂で、表敬訪問したパスコー事務次長一行と会見し、談話を交わした。朴吉淵外務次官、ジェローム・ソバージュ駐朝国連常駐調整者兼国連開発計画(UNDP)常駐代表が同席した。

 また、朴宜春外相は10日、万寿台議事堂で一行と会見し、談話を交わした。

 一行は訪朝期間、金策工業総合大学電子図書館、平壌子ども食料品工場などを参観し、国立交響楽団公演を観覧した。

 訪朝を終え、経由地の中国・北京で記者会見を行ったパスコー事務次長は、「友好的で率直な話し合いができ、きわめて有益だった」と話した。

[朝鮮新報 2010.2.17]