金正日総書記の生誕日に際して中国とロシア駐在朝鮮大使館で慶祝宴が行われた。

駐中朝鮮大使館

　中国駐在朝鮮大使館で１１日、宴会が催された。

　中国共産党の組織部長、組織部常務副部長、対外連絡部副部長、組織部秘書長が参加した。また、中国の鉄道次官、文化次官、人民日報社副社長、新華通信社副社長、中朝友好協会会長、外務次官補、軍事科学院副院長、そのほかの関係者が招かれた。

　宴会では演説が行われた。崔鎮洙中国駐在朝鮮大使は、両国の最高指導者の意図に沿って朝中友好・協力関係を引き続き深め、発展させるため積極的に努力すると述べた。

　中国共産党の李源潮組織部長は、金正日総書記を首班とする朝鮮労働党の指導の下、強盛大国を建設して対外関係を改善し、国の自主的平和統一偉業を実現するうえでさらなる勝利を収めるものとの信頼を示した。そして、朝鮮の同志と共に各分野の協力と交流をさらに拡大し、友好・協力関係の美しい未来を創造していくと強調した。

駐ロ朝鮮大使館

　ロシア駐在朝鮮大使館で１１日、慶祝宴が催された。

　宴会には、ロシアの外務次官、国家会議（下院）代議員と連邦会議（上院）議員、政府、省、政党、団体、機関の人士が招かれた。

　ロシア駐在朝鮮大使と大使館員がこれに参加した。

　宴会では演説があった。

　金英才大使は、こんにち、朝ロ友好協力関係は両国首脳の関心の下に各分野で良好に発展していると述べ、今年に両国関係を高い水準へと発展させるため全力を尽くすと指摘した。

　アレクセイ・ボロダフキン外務次官は、朝鮮解放６５周年、ロ朝間の友好・善隣および協力に関する条約締結１０周年に当たる２０１０年が両国間の協力と交流発展の年になるよう積極的に努力する意志を表明した。

　宴会では、ロシア内務省内務軍アカデミーアンサンブルによる慶祝公演が行われた。

［朝鮮新報 2010.2.23］