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〈論調〉 反統一勢力の即刻除去を

 南朝鮮の現「実用政権」は祖国統一に百害あって一利なしの存在である。

 南朝鮮の現執権勢力は民族分裂に命綱を託し、反統一行為に血眼になっていた悪名高い歴代軍部独裁者の罪悪のバトンを受け継いだ極悪な逆賊一味である。

 南朝鮮保守一味の分裂主義的な正体は、6.15共同宣言と10.4宣言をあくまでも否定し、その履行の道を阻んだことに集中的に現れている。

 6.15共同宣言と10.4宣言は民族自主の統一大綱、祖国統一の里程標である。それを否定することはすなわち祖国統一を否定することであり、その履行にブレーキをかけることは民族の分裂を持続させ、祖国統一の道を遮断する反民族的・反統一的犯罪行為にほかならない。

 南朝鮮の保守一味が原則にならない「原則」なるものに固執し、われわれとの関係を対決一辺倒で引き続き進めているのは、北南関係を完全に破たんさせ、祖国統一の大行進を阻もうとする犯罪企図から発したものである。

 南朝鮮の保守一味が北南間の緊張を激化させ、戦争勃発の危険を極度に増大させているのも、彼らの反統一的で好戦的な正体を余すところなく明らかにしている。

 わが民族の中に外部勢力の手先である反統一逆賊集団を放置しておけば、いつになっても祖国統一をなし遂げることができないし、朝鮮半島の恒久平和と民族の安全も期待できない。

 北と南、海外の全同胞が熱望している祖国統一を一日も早く成し遂げるには、その前途を阻んでいる反統一勢力を直ちに除去しなければならない。(労働新聞4月23日付論説)

[朝鮮新報 2010.5.10]