職総がメーデー北南労働者統一行事を阻止した南当局を糾弾 |
朝鮮職業総同盟(職総)中央委員会は4月29日、声明を発表し、南朝鮮当局がメーデー北南労働者統一行事を阻んだのは、民族の和解と団結、統一を願う労働者と全同胞の一様な志向と念願に対する悪らつな挑戦であり、6.15共同宣言を覆すもう一つの反民族的・反統一的挑発だと糾弾した。 北と南の労働者団体は、6.15共同宣言履行のためのメーデー120周年記念北南労働者統一行事を南側地域で開催することで合意し、その準備を本格的に進めてきた。ところが南朝鮮当局は、行事の準備状況を最終点検する北南労働者団体の開城実務接触への南側代表団の参加を許可しなかったことにより、行事を開催できないようにした。 声明は、「現実は、同族対決に血眼になった保守一味を放置すれば、いつになっても南朝鮮社会の民主化と民族の和合、自主統一を実現することができないし、この地に対決と戦争の狂風だけが吹き荒れることになることをあらためて実証している」としながら、「南朝鮮の労働者と各階層の人民は、民族挙げての統一愛国運動と大衆的な反ファッショ民主化の炎を激しく燃え上がらせることで、南朝鮮に自主的で民主的な新しい世界を一日も早くもたらすべきだ」と強調した。 [朝鮮新報 2010.5.12] |