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ジュネーブ軍縮会議で朝鮮代表 「天安」号沈没事件は南のねつ造劇

 朝鮮中央通信によると、朝鮮代表は3日、ジュネーブ軍縮会議(CD)の全体会議で演説し、「天安」号沈没事件を「南朝鮮当局が米国の積極的な庇護の下に仕組んだねつ造劇、謀略劇」だと非難した。

 朝鮮代表は、南朝鮮当局者が何の物証もなしに当初から事件を朝鮮と結びつけ、ついには沈没の原因が朝鮮の「魚雷攻撃」にあるかのようにねつ造された調査結果を発表して「膺懲」と「報復」を騒ぎ立て、国連安全保障理事会を通じたさらなる「制裁」まで実現しようとしていると指摘した。

 そのうえで朝鮮代表は、朝鮮が今回の事件とは何の関係もないという立場をあらためて強調した。

 同氏は、2012年まで強盛大国の大門を開くための取り組みを続けている朝鮮にとって、平和な対外的環境はいつにも増して貴重であるとし、「理性のある人であれば誰もが、朝鮮が事件に関わっているという南朝鮮の主張に大きな疑問を抱く」と主張した。

[朝鮮新報 2010.6.14]