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軍縮会議で朝鮮代表 朝米信頼構築が核問題解決の鍵

 朝鮮代表が8月31日、ジュネーブ軍縮会議の総会で演説し、世界の平和と安全保障で核軍縮を抜きにした拡散防止は無意味であると述べた。また、核軍縮を実現するうえで唯一の多務的軍縮協議の舞台である軍縮会議の役割が極めて重要であると強調した。

 代表は、軍縮会議の成果のための朝鮮代表団の見解を明らかにし、次のように続けた。

 朝鮮半島に強固な平和体制を築いて非核化を実現しようとするわが朝鮮政府の立場は不変である。

 挫折と失敗を繰り返した朝鮮半島の非核化プロセスを再び軌道に乗せるためには、核問題の基本当事者である朝米間に信頼が醸成されなければならない。

 朝米間の信頼構築が急務であり、これがまさに問題解決の鍵である。

 朝米間に信頼を醸成するためには、敵対関係の根源である戦争状態を終息させるための平和協定から締結しなければならない。

 平和協定の締結は、朝鮮半島の非核化を実現するための唯一の合理的な方途である。

 平和協定が締結されれば、朝米の敵対関係を解消して朝鮮半島の非核化を速い速度で推し進めることになるであろう。

[朝鮮新報 2010.9.8]