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〈論調〉 対話活性化で関係改善を

 最近、内外の大きな関心の中、北南間の人道分野での協力のための対話が行われている。ようやくもたらされた対話の雰囲気を積極的に生かすことは北南関係を改善し、国の平和と自主統一を実現するうえで最も重要な問題として提起される。

 北南対話を活性化することは、不正常な北南関係の現事態を改善する最善の方途になる。

 不信と対決の今の事態を終わらせ、和解と協力の北南関係を築いていかなければ、北と南の先鋭な緊張状態を緩和できないし、平和統一も成し遂げられない。

 今も、南当局者は表では対話をうんぬんする一方で旧態依然とした同族対決姿勢から抜け出せないでいる。

 対話拒否はすなわち、対決と戦争を追求することである。

 南当局が今のように外部勢力と合同軍事演習を大々的に展開し、対話の相手を脅かしたり、体制を中傷する謀略騒動にしがみつくなら、いつまでも北南関係は改善されない。

 現在の北南関係の破局状態が持続すれば、それは南当局にも得なことはない。

 南当局者は、時代錯誤な反北対決政策を撤回すべきであり、北南宣言を尊重し、誠実に履行するよう方向転換すべきである。

 北南対話を発展させ、民族の団結と国の統一問題を解決しようとするわれわれの立場には変わりがない。(労働新聞5日付論説)

[朝鮮新報 2010.11.10]