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朝鮮労働党代表団がラオス訪問 両党の協力、交流強化へ

 朝鮮労働党政治局委員候補の金永日書記を団長とする朝鮮労働党代表団がラオスを訪問した。

 朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党代表団とラオス人民革命党代表団の会談が6日、首都・ヴィエンチャンで行われた。

 会談には、朝鮮側から朝鮮労働党代表団メンバーと韓峰浩ラオス駐在大使が、ラオス側から副首相兼外相である政治局員のトンルン・シスリット対外関係委員会委員長を団長とするラオス人民革命党代表団メンバーが参加した。

 会談で双方は、自党の活動状況を通報し、両党の友好・協力関係を発展させることと、相互の関心事となる問題について意見を交換した。

 同日、ラオス人民革命党中央委員会は朝鮮労働党代表団のために宴会を催した。

 また同日、ラオス人民革命党書記長のチュンマリ・サイニャソーン大統領は朝鮮労働党代表団と会見し、懇談した。

 チュンマリ大統領は席上、金正日総書記が党代表者会で朝鮮労働党総書記に再び推戴されたことに関連して、総書記に熱烈な祝賀のあいさつを贈ると述べた。

 また、ラオスの党と政府はカイソン・ポムビハン元大統領と金日成主席が築いた両党、両国の友好関係を変わりなく引き続き強化し、発展させていくと強調した。

 そして、金正日総書記の先軍指導の下、朝鮮人民が帝国主義者の圧殺策動を粉砕し、強盛大国を必ず建設するものとの確信を表明した。

 この日、朝鮮労働党とラオス人民革命党の協力および代表団交流に関する合意書が調印された。

 調印式には、朝鮮側から朝鮮労働党代表団メンバーと韓峰浩ラオス駐在大使が、ラオス側からラオス人民革命党代表団メンバーが参加した。

 金永日書記とトンルン政治局員がそれぞれ合意書にサインした。

 11月30日に平壌を発ち、カンボジアを訪れた朝鮮労働党代表団は、アジア政党国際会議(ICAPP)第6回総会に参加した。

 金永日書記は2日、総会で演説し、南朝鮮が自らの「領海」と主張する延坪島の周辺水域を認めたこともないし、今後も永遠に認めないと言明した。

 代表団は、引き続きベトナムを訪問する予定だ。

[朝鮮新報 2010.12.10]