全日本社会人ボクシング選手権 朝大出身の2選手が善戦 |
昨年12月19〜23日に東京・日野市南平体育館で全日本社会人ボクシング選手権大会が行われた。東京都予選で優勝した朝鮮大学校出身の愼泰和(ウェルター級、朝青東京専従活動家)、 任成壎(ライトウェルター級、朝大職員)の2選手が出場した。 愼選手は初戦で、埼玉県代表の強豪選手を相手に善戦し途中までリードしたものの、僅差のポイントで判定負けとなった。 任選手は兵庫県代表選手との初戦をRSCで勝ち、準々決勝では関東大学1部リーグで活躍したこともある広島県代表選手を相手に健闘。しかし、僅差のポイント負けでベスト8となった。 試合後、愼選手は「ボクシングで培った精神力で、今後は朝青活動と在日ボクシング界のために尽力していきたい」と話した。 任選手は「ケガが治らず、上の階級での出場だったので厳しかったが、強い選手と打ち合うことでいい経験になった。来年は国体と全日本選手権で上位進出を目指したい」と語った。【朝大ボクシング部】 [朝鮮新報 2010.1.13] |