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桃太郎杯「全国」高校空手道錬成大会 朝高選抜チームが初出場

「全国大会」に出場した朝高空手部選抜チーム

 第23回桃太郎杯「全国」高校空手道錬成大会が4〜6日、岡山市で行われ、各地の朝高空手部選抜チームが出場した。

 同大会は日本の高校空手道の3大大会のひとつで、各地の名門校が集う伝統ある大会。朝高生が出場するのは昨年に続き2回目(前回は広島、愛知が単独チームで出場)で、朝高選抜チームとして出場するのは初めてとなる。

 朝高チームは、男子、女子、1年生チームの16選手で編成され、大会初日に練成試合、2日目に本戦、最終日は1年生大会をこなした。

 惜しくも入賞はならなかったが、朝高選抜チームは各地の強豪校を相手に果敢に挑み、多くの経験を積んだ。

 男子チームの鄭俊宣監督(愛知朝高空手部監督)は、「伝統ある大会で強豪校と試合ができたのは貴重な経験となった。生徒たちはこれからの課題をしっかりとつかむことができた」と語った。

 女子チームの李明淑監督(大阪朝高空手部監督)は、「精神的な面で強豪校との差を感じた。日々の練習で精神面を強化していきたい」と述べた。

 在日本朝鮮人空手道協会の諸葛賢副理事長は、「今年は11月にアジア競技大会があり、朝鮮代表を目指す朝高生たちにとって大きな目標となるだろう。今大会での経験を糧に、高い志と目標をもって、これからも稽古に励んでもらいたい」と話していた。【在日本朝鮮人空手道協会】

[朝鮮新報 2010.1.27]