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日本フェザー級王者 李冽理選手の祝勝会

神奈川の朝青、青商会が共催

 2月6日、東京・文京区の後楽園ホールで行われた高山和徳選手との日本フェザー級王座決定戦で3−0の判定勝ちを収め、日本フェザー級チャンピオンに輝いた李冽理選手の祝勝会が2月19日、神奈川県横浜市の横浜朝鮮会館で行われた。

 李選手はデビュー以来、横浜市に暮らしている。今回の祝勝会は、横浜地域青商会と朝青横浜支部が共催したもので、会場には総連横浜支部の姜益鉉委員長、神奈川体協の崔哲会長をはじめ神奈川、東京などから50人を超える同胞たちが集まった。

 祝勝会では、李選手に花束と記念品が贈られたあと、2月6日の試合のテレビ放送が上映され、李選手とともに試合を振り返った。質問コーナーでは、「なぜ本名でリングに上がるのか」という質問に、李選手は「朝鮮大学校を卒業するときに決意したこと。本名を貫くことで同胞たちに少しでも勇気や力が与えられたらうれしい」と答えていた(写真)。

 また祝勝会には李選手の兄で東京・渋世青商会副会長の李哲理さん(37)が参加、「横浜の同胞たちがこれまで弟を支えてくれ、横浜は本当の地元みたいになっている。これからも応援をよろしくお願いします」と感謝を述べていた。

 最後にあいさつに立った李選手は、「世界チャンピオンを目指して頑張りたい」と決意していた。

 4月には横浜の在日朝鮮人を中心に、李選手の後援会が発足する予定だ。(徹)

[朝鮮新報 2010.3.3]