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〈在日バスケ協会のページ〉 朝大でクリニック初開催

「新鮮で楽しかった」

初開催のクリニックに参加した生徒たち

 関東近辺の初級部6年生から中級部2年生までの朝鮮学校生徒らを対象に、交流と技術向上を目的とするバスケットボールクリニックが1月31日、朝鮮大学校体育館で初開催された。

 朝大バスケットボール部が指導にあたり、午前中は全体練習、午後にはポジション別に分かれ練習が行われた。

 全体練習では、ラダートレーニングやバーを取り入れたSAQトレーニング、コーチの指示に従って行うコーディネーショントレーニングなどがあり、子どもたちは楽しく参加した。

 午後の練習では、各セクションに分かれ、ポジション別トレーニングを行った。ガード、フォワードはミートの仕方から始まり、もらい足の決め方、ドライブからストップフェイクシュートなどを練習した。センターは、ペイントエリアでの攻防を中心に、逆サイドからのスイングに対する守り方や、ピックアンドロールを中心的に行った。

 初級部6年生は別メニューで練習を行い、ボールの持ち方、サイドステップの正確な足運びなどを朝大生から細かく教わった。

 また、昼食時間に生徒らがバスケットボールの話で盛り上がる姿は、他の大会中には見られない微笑ましい光景だった。

 今回は、男子のみであったが、次回のクリニックでは女子も行う予定だ。

 クリニックに参加した西東京第2初級の黄憲吾くん(初6)は、「中級部の先輩と一緒にバスケができて、勉強になった」と述べた。また、東京第4初中の梁宇哲さん(中2)は、「ふだんとは違う練習もあり、新鮮だった」と語った。

 指導にあたった朝大生たちは「教えることで、初心に戻れた。在日バスケ界の発展につながる今日のような機会が今後もあれば、ぜひ参加したい」などと話していた。【コリアンバスケットボールネット編集部】

[朝鮮新報 2010.3.10]