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同胞一丸の応援を W杯応援事務局・李清敬事務局長

応援タオルマフラーに身を包む李事務局長

 サッカーのW杯南アフリカ大会は、朝鮮代表が夢をつかむ瞬間を間近で感じることのできる大会になるだろう。とくに、祖国と在日同胞の期待を一身に背負う在日同胞選手の一挙手一投足には、ぜひ注目してもらいたい。民族教育のなかで育った同胞選手たちが蹴るボールには、現在「高校無償化問題」で運動を繰り広げる在日同胞の熱い気持ちも強く込められるだろう。

 また、在日同胞が送る同胞選手へのエールは、遠征などをこなしている選手たちにしっかりと伝わっていて、それに応えようと、彼らの決意も並々ならぬものがあると聞いている。

 さらに、朝鮮代表のAFCチャレンジカップ優勝に貢献した梁勇基選手など、在日同胞選手のなかには安英学、鄭大世選手のほかにも代表入りが期待される選手がいる。そして、今回のキャンペーンを通じ、贈られる記念品を受け取った朝鮮学校の子どもたちは、祖国のサッカーを見て、「自分たちもいつか朝鮮代表に」と刺激を受けてくれると思う。とくに、朝鮮代表が初めてW杯に出場した1966年よりも情報量が多い今大会で、朝鮮代表選手の姿により多く触れてほしい。

 待ちに待った44年ぶりのW杯出場だ。たくさんの同胞が一丸となり、熱い応援合戦を繰り広げることで、同胞社会がいっそう盛り上がると思う。たくさんの応援に鼓舞された朝鮮代表が活躍し、同胞社会に大きな勇気と力を与えてくれるはずだ。(浩)

[朝鮮新報 2010.3.17]