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朝鮮サッカー・トップリーグ開催 男子 鯉明水、女子 4.25が優勝

得点王 男子 キム・ジンミョン、女子 キム・ウンジュ

 朝鮮サッカーの男女トップリーグの1次競技が2月20日から3月22日にかけて平壌で行われた。男子は鯉明水、女子は4.25がそれぞれ優勝した。競技には男子9チーム、女子8チームが参加し、総当たりのリーグ戦が行われた。今年は男子代表が44年ぶりにW杯本大会に出場するとあって、サッカーファンや専門家の大きな関心と期待を集めた。監督、選手たちの競争意識も過去に比べ非常に高かった。

男子9、女子8チーム参加

鴨緑江と鯉明水の一戦

 男子リーグには、昨年の共和国選手権大会を制した軽工業省、2位の鴨緑江、そして平壌市、機関車、小白水、鯉明水、万景峰、烽火山、七宝山の9チームが参加した。4.25は主力の多くが各世代の代表チームに召集されたため不参加だった。

 男子リーグでは、6勝1敗1分の成績で鯉明水サッカーチームが優勝した。鯉明水の選手たちは、中盤を徹底的に掌握し、サイド攻撃から多くの得点機会を生み出し、8試合で16得点を記録した。

 とくにMFのオ・ジンヒョク選手は中盤掌握に大きな役割を果たし、得点を演出した。また、速いスピードと強力なシュート技術を持つFWのリ・ジンヒョク選手は5得点を記録し、チームの勝利に大きく貢献した。

 2位は万景峰、3位は小白水だった。また、烽火山のキム・ジンミョン選手(6得点)が得点王に輝いた。

 女子リーグには、4.25、チェビ、カルメギ、小白水、鯉明水、鴨緑江、平壌、月尾島の8チームが参加した。

 優勝した4.25の選手たちは、頑強な闘志と忍耐力で常に試合の主導権を握った。男子顔負けの迫力あるゲーム運びでサッカーファンや専門家を唸らせた。

 4.25は6勝1分の成績で14得点を記録した。DFのペ・ヨンヒ選手は、パスカットや1対1で特出した力を見せつけた。得点王(4得点)に輝いたFWのキム・ウンジュ選手は、前線でうまくスペースを作りチャンスを演出。観衆から絶賛された。

 トップリーグは10月までに全6回開催される。2回目は、太陽節(4.15)に際して毎年行われる「万景台賞」体育競技大会の期間(3月27日から4月29日)に開催される。

 2回目には、1回目の男女参加チームとともに、4.25の男子チームと竜岳山体育団の男女チームがそれぞれ追加で参加する。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.4.7]