朝鮮オリンピック委員会が総会 国際試合に対する実務問題も討議 |
サッカー部門に期待
朝鮮民主主義人民共和国オリンピック委員会の年次総会が3月29日、平壌の人民文化宮殿で行われた。 総会では、昨年に国内のスポーツ選手たちが収めた成果について報告され、今年のスポーツ部門事業で画期的な転換を図るための問題などが討議された。 総会報告を行ったパク・ハクソン体育指導委員会委員長はまず、朝鮮のスポーツ選手たちが昨年収めた成果の中で最も大きな成果として、サッカーの男子代表が44年ぶりにW杯本大会への出場権を獲得したことを挙げた。 また、オリンピック委員会と種目別協会の機能と役割がいっそう向上し、多くの選手たちが種目別の世界選手権大会、アジア選手権で優秀な成績を収めたことについて報告した。 続いて、昨年主要な国際試合で金メダル37個、銀メダル49個、銅メダル60個の計146個のメダルを獲得したことが紹介された。また、国際オリンピック委員会をはじめとする国際機構との交流と協力事業が活発に行われたことについても言及された。 総会では、オリンピック委員会選手分科委員会、科学および医療分科委員会、サッカー協会の事業に関して討議された。 サッカーに関しては、今年6月に南アフリカで開催されるW杯とシンガポールで行われる第1回青少年オリンピック競技大会、中国で行われる第16回アジア競技大会を含む重要な国際競技の具体的な課題が提示された。 とくにサッカー協会の機能と役割をさらに高めることが強調された。W杯本大会、アジア女子サッカー選手権大会、第16回アジア競技大会、世界ユース、ジュニア女子サッカー選手権大会をはじめ今年行われる国際試合で高成績を収めるための実務的な問題が討議された。【平壌支局】 [朝鮮新報 2010.4.7] |