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〈在日バスケ協会のページ〉 兵庫県で中高級学校選手権大会

 在日朝鮮中高級学校バスケットボール選手権大会が3月30、31の両日、兵庫県立総合体育館で行われた。中級部男子は東京第4、中級部女子は東京、高級部は男女とも東京が優勝した。

■中級部男子

 中級部男子の上位3チームは、久しぶりに関東勢が顔をそろえた。決勝戦は、第1シードの尼崎を破り、6年ぶりに決勝進出を果たした東京第4と、1回戦で優勝候補の京都に競り勝った東京第1の対決となった。

 東京第4は序盤からドライブとスリーポイントなどの個人技を駆使し、圧倒した。しかし、ファウルが重なり、東京第1の反撃に合った。

 第3クオーターからは一進一退の攻防が続き、両チームが点を取り合い観衆を魅了した。

 ラスト17秒、東京第1が追いつき同点となった。しかし、フリースローのチャンスを得た東京第4が1本目を決め、試合終了となった。

 【大会成績】@東京第4A東京第1B東京

■中級部女子

 決勝は東京と埼玉のカード。前評判どおり、東京の独壇場だった。速いパスからのミート、シュートは、手本どおりの攻撃だった。

 また、ディフェンスもすばらしかった。全選手が一生懸命サイドステップを踏んでいた。

 善戦した埼玉だったが、東京のディフェンスをもう一歩のところで崩しきれなかった。

 【大会成績】@東京A埼玉B京都

■高級部男子

 決勝戦は、中級部時代に圧倒的な強さで優勝し個人能力で勝る九州に、東京がどのような試合を展開するのかに注目が集まった。

 九州は能力の高さを生かしたドライブやスリーポイントなどで加点していった。東京は伝統ある早いパッシングからドライブを挑み、得点した。

 一進一退の攻防だったが、東京のディフェンスが強まり、九州の足が止まった。トータルバランスで勝った東京が優勝した。

 【大会成績】@東京A九州B神戸

■高級部女子

 高級部女子は、東京対関西という図式になった。大阪、京都、神戸が東京に挑んだが、王者の牙城を崩すことはできなかった。

 東京は早いパッシングからおもしろいように得点を重ね、ディフェンス面においても力の差を見せつけ優勝した。

 【大会成績】@東京A大阪B京都

 【コリアンバスケットボールネット編集部】

 ▲年間スケジュール

 5月16日…東京新人戦(初)、6月27日…神奈川、西東京新人戦(初)、8月1〜3日…ヘバラギカップ(初)、8月5〜6日…関東大会(中)、9月1〜3日…中央大会(中、高)、来年1月8〜10日…関東選手権(初、中)

[朝鮮新報 2010.5.10]