アジアテコンドー選手権大会 朝鮮 大会5連覇 |
金メダル24個獲得
朝鮮の男女テコンドー選手たちがカザフスタンのアルマトイで行われた第5回アジアテコンドー選手権大会(4月24〜28日)の国別総合順位で1位を獲得。大会5連覇を遂げた。今大会には、朝鮮、モンゴル、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、日本など13の国と地域から200余人の選手が出場した。 朝鮮は、成人級、青少年級の個人および団体のトゥル(型)、マッソギ(組み手)、トゥッキ(スペシャルテクニック)、威力(パワーブレイキング)、男女護身術で、金メダル24個、銀メダル4個、銅メダル9個、最優秀カップ3個、成人総合カップ1個を獲得した。金メダルは前回大会を5個上回った。 イム・ヒョンスン選手(19)は個人マッソギ63キロ級決勝で、世界ランキング上位のタジキスタンの選手を圧倒的なポイント差で破り優勝した。 青少年級のキム・ヒャンシム選手(17)も個人マッソギ64キロ級決勝で、自分より16センチも大きなカザフスタンの選手を倒した。個人3段トゥル、個人マッソギ、個人トゥッキでそれぞれ優勝し、青少年女子最優秀選手に選ばれた。 今大会ではオ・グムジュ、シン・ジョンファ選手の活躍が光った。
オ選手(25)は高い技術を披露し、個人4段トゥル、個人マッソギ75キロ級、団体トゥル、団体マッソギ、団体トゥッキでそれぞれ優勝。女子最優秀選手に選ばれた。
シン選手(25)は、青少年テコンドー選手権大会、アジアテコンドー選手権大会、テコンドー世界選手権大会をはじめとする国際競技で優秀な成績を収めてきた実績がある。キム・ヨンスン監督によると、手足のコンビネーションが優れており、相手によって戦い方を使い分けられる老練な選手だという。今大会では、個人マッソギ、75キロ級、個人護身トゥル、団体トゥッキでそれぞれ優勝した。 アジアテコンドー選手権大会で5連覇を遂げた朝鮮の選手たちは、来年平壌で開催される第17回テコンドー世界選手権大会での優勝を目指して練習に取り組んでいる。【平壌支局】 [朝鮮新報 2010.5.19] |