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〈2010インターハイ〉 ボクシング 東京・李炯東選手がベスト8、朝高勢敗退

 沖縄県で行われている「全国高校学校総合体育大会」のボクシング競技大会(7月28日〜8月3日、豊見城市豊見城高校)に出場している東京朝鮮中高級学校の李炯東選手(ウェルター級、3年)がベスト8に進出。1日、メダルをかけ準々決勝に挑んだ。

 対戦相手は大子清流高校の荒蒔浩太選手(茨城)。序盤は両者共に慎重なたたかいで相手の出方を伺った。続く2回には李選手から積極的に攻撃をしかけた。しかし、リーチの長い荒蒔選手との距離を思うように詰めることができず、ポイントを奪えなかった。結果、1−3の判定負け。あと一歩、メダルに届かなかった。

 試合後、李選手は「実力的にも大差はなかったし、気持ちのうえでも負けてはいなかった」と悔しさをにじませながらも、「練習の成果をすべていかせなかった。そこは自分の力不足」と振り返った。

 今大会に出場した朝高選手の全成績は、李炯東選手がベスト8、兪m、朴志亨(ともに東京)、王賢吾、権卓良選手(神戸)がベスト16、高永峰(大阪)、李信選手(神戸、全員3年)が一回戦敗退となった。(文−周未來記者、写真−盧琴順記者)

[朝鮮新報 2010.8.2]