top_rogo.gif (16396 bytes)

李冽理選手が新人賞 「日本プロスポーツ大賞」

 朝鮮大学校出身で、WBA世界スーパーバンタム級チャンピオンの李冽理選手(28、横浜光)が、日本プロスポーツ協会主催の「第43回日本プロスポーツ大賞」新人賞を受賞した。21日、品川グランドプリンスホテルで表彰式が行われた。

 「日本プロスポーツ大賞」は、日本のプロスポーツ界の発展と振興のために1968年から開催されてきたもので、東京にあるマスコミ各社のスポーツ記者により構成された選考委員会が選出し、受賞者が決められる。日本プロスポーツの表彰のなかでは、「報知プロスポーツ大賞」とならんでもっとも権威ある賞の一つとされている。

 近年では、李選手が目標にしてきた元WBC世界スーパーフライ級王者の洪昌守さんが、2002年、2003年と2年連続で「報知プロスポーツ大賞」ボクシング部門の受賞者に選出されるなど、同胞ボクサーの受賞も目立っている。

 2011年1月31日に、下田昭文選手(26、帝拳)を相手に行われる初防衛戦に向けハードな練習に励む李選手だが、この日は、大賞に選出された大相撲の横綱白鵬関らとともに華やかなひとときを過ごした。

[朝鮮新報 2010.12.28]