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春・夏・秋・冬

 「全国大会」で初のベスト4という快挙を成し遂げた大阪朝高ラグビー部。厳しい情勢下、同胞社会に力と勇気を与えてくれた。会場に駆けつけた近畿をはじめとする日本各地の同胞たちは、選手の勇姿に声援を送りながら、自分たちも頑張らなければと決意を新たにしていた

▼昨年、朝鮮を取り巻く情勢は着実な進展を見せた。クリントン元米大統領の訪朝を皮切りに対話へと向かう朝米関係、国交樹立60周年を機に伝統的な関係をさらに発展させた朝中関係、他にも各国との関係がさらに強化された。国内の経済各分野でも、多くの成果が達成され、2012年の強盛大国建設に向けてさらに拍車がかかった

▼朝・日関係では、最近になって朝鮮側と民主党側の接触などが報じられているが、目に見える具体的な動きはない。拉致問題に固執するかぎり、朝・日間のこう着状態は終わらないということを、日本は早く認識すべきだろう

▼総連は昨年、「100日運動」を展開。各地の支部では、分会をはじめ基盤組織の強化など多くの成果を収めた。5月に開かれる第22回全体大会に向けて、地域同胞社会の発展のために力を尽す活動家や同胞たちが今後、本紙の紙面をにぎわすことになるだろう

▼朝鮮3紙は、新年の共同社説で、朝鮮が経済大国へまい進することを内外に宣言した。党創建と祖国解放65周年、6.15共同宣言発表10周年、「韓・日併合条約」100年など、さまざまな面から節目となる2010年。その全ての面で、同胞たちの力になれるための紙面作りに精一杯の努力を傾けていきたい。(国)

[朝鮮新報 2010.1.6]