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〈information〉 岐阜のトンネ元気に 全世代のパイプ役を目指す

7月に岐阜で「ウリ民族フォーラム」

 16回目となる今年の青商会「ウリ民族フォーラム」は、7月3日に岐阜県で開催される。岐阜県青商会は昨年10月から準備に向けた会議を毎週行い、11月24日には実行委員会を発足させた。

 進んでフォーラム主催を買って出た同青商会。そこには、専従活動家の絶対数が少ないなどといった厳しい現実に甘んじることなく、岐阜同胞社会を活性化させたいとの熱い思いがあった。

 役員らは会員たちと話し込む過程で、同胞コミュニティーを強固にしていきたいという気持ちを予想以上に多くの同胞青年らが抱いていることを確認した。それは「岐阜を元気にしたい」という共通志向だった。

 郭展明会長(40)にも夢がある。自身が幼い頃に同胞野遊会で見た光景を取り戻すことだ。子どもたちが朝鮮相撲を楽しみ、歌舞団が歌って踊る―活気ある岐阜のトンポトンネを今の子どもたちに受け継がせたいという。そのための実践としてフォーラムが一里塚になればと願っている。

 実行委では、フォーラムが一過性のイベントではなく、今後10年、20年先の岐阜同胞社会を見据えた一つのベクトルを示す絶好の機会だと見ている。

 近々、同胞宅へのいっせい訪問を開始する。部分的につながっているネットワークを一つにするため、役員らが多くの同胞と会い、パイプ役になろうとしている。

 「岐阜県はシャイでも心にブレのない熱い同胞が多い地域。愛する岐阜同胞社会に夢と希望を与えたい」

 郭会長は意欲満々だ。(東)

[朝鮮新報 2011.1.12]