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東日本大震災 安英学選手から義援金

 在日同胞Jリーガーで朝鮮代表の安英学選手(柏レイソル)が、東日本大震災で被災した同胞たちのために、義援金100万円を寄付した。

 安選手は電話取材に対し、多くの同胞たちが被災している中で、「何かできることがないかと義援金を寄付した。同胞たちの力になりたいという気持ちを届けたかった」と語った。

 また「関東にいた自分でさえ、(地震で)身の危険を感じた。被災地の同胞たちは本当に怖かっただろうと思う。ニュースを見ていると、被災地では今も衣食住がままならない状態が続いている。本当に心配だ」と、被災同胞たちに気持ちを寄せた。

 現在、Jリーグは大震災の影響でまだ再開日程が決まっていない。「Jリーグが再開されたら、自分はサッカー選手としてプレーで同胞たちに元気を与えたい」という安選手は、「お互い顔を知らなくても、同胞たちは家族のような存在だ。少しでも助けになりたい。自分にできることは小さいかもしれないが、被災同胞たちには、この災難を一緒に乗り越えようと伝えたい」と話した。

 安選手は、これからもできる限りの支援を行いたいとしている。

[朝鮮新報 2011.3.22]