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神戸朝高の生徒ら 短歌コンクールで入賞

学生短歌コンクールで入賞した権尚輝さん

 兵庫県美方郡新温泉町と神戸新聞社が主催する第16回「前田純孝賞」学生短歌コンクールで、神戸朝鮮高級学校の権尚輝さん(高2)が中高生の部でもっとも高い賞となる「前田純孝賞」を受賞した。同コンクールには4014首の作品が寄せられた。

 権尚輝さんの作品は、「あと十秒最後の力を振りしぼり相手に届けオレの拳よ」。

 権尚輝さんは、「ボクシングの試合での気持ちをそのまま歌にした。まさか入賞するとは思っていなかったので、とても驚いている。これを励みにこれからもいろいろなことにチャレンジしていきたい」と受賞の喜びについて話した。

 一方、同校の金太洙さん(高2)は「ロスタイムゴール前のボール受け夢よかなえと放ったシュート」の作品で、佳作に入った。【神戸朝高】

[朝鮮新報 2011.3.19]