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「高校無償化」問題を考える集い 群馬の市民団体など

 「高校無償化」問題を考える集いが19日、群馬県庁庁舎で行われた(写真)。

 この集いを催したのは、「憲法を守る市民の会」「『記憶・反省・そして友好』の碑を守る会」「平和運動センター」「群馬朝鮮初中級学校を支援する会」「退職女性教員の会」「I女性会議」「自主の会」など。

 この日の集いでは、東京朝鮮人強制連行真相調査団の李一満事務局長が講演した。

 講演で李事務局長は、「高校無償化」問題とは、日本国憲法で認められた教育権を体現している朝高生たちの権利、即ち人権問題であると指摘し、「朝高生たちの人権を認めるか否か、これが『無償化』問題の本質であり、決してお金の問題ではない」と強調した。

 そして、歴史は在日朝鮮人への弾圧が、日本の民主・平和勢力への弾圧のさきがけとなったことがあると警鐘を鳴らし、「高校無償化」問題の根源的な深刻さを浮き彫りにした。

[朝鮮新報 2011.3.25]