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国防委検閲団真相公開状 南に公式謝罪を要求

 朝鮮民主主義人民共和国国防委員会検閲団は14日、「南朝鮮当局の極悪な北南対決騒動は絶対に許されない」と題する真相公開状を発表した。

 検閲団の真相公開状発表は今回で3回目。1回目は昨年11月、「天安」号沈没事件の科学的かつ客観的な事実を明らかにし、2回目は今年2月、南軍部が延坪島砲撃事件を誘発したことについて記述した。

 今回の真相公開状は、「天安」号事件が南当局がねつ造した謀略劇であることについてあらためて指摘し、南当局が「天安」号事件後の400余日間、北南対決騒動を繰り返してきたことについて触れた。

 そして、南の国家情報院と検察庁が3日に発表した、「農協」(農業協同組合中央会)サイバーテロ事件「北の仕業説」を「第3のねつ造劇」だと規定し、非難した。

 真相公開状は、4月12日の「農協」事件発生後、南当局が「合同調査」を行って確たる証拠もなしに「北の仕業」と断定、発表した過程について説明した。

 真相公開状は、昔からわが人民は過ちを反省した者には寛大だったとしながら、「南当局が生きていける最善の方途はただ一つ、今からでも謀略劇、ねつ造劇の真相を明らかにして、民族の前で罪業を率直に反省することだ」と強調した。また、謀略劇ねつ造に対する責任を痛感し、全民族に公式謝罪することを求めた。

 また、「現在のように振るまう場合、現南政権の末期はさらに悲惨であるだろう。悪行を働いた前任者のように、青瓦台(大統領府)から出るなり監獄行きになるのは火を見るより明らかだ」と主張した。

 真相公開状は、わが軍隊と人民は、内外の敵の圧殺策動に正々堂々と立ち向かうだろうし、民族的和解と団結、国の平和と安定をはかるため最後まで努力するだろうと強調した。

[朝鮮新報 2011.5.18]