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東日本大震災 同胞プロスポーツ選手からの応援メッセージ

がんばる姿で、同胞を元気に

 東日本大震災で被災した同胞のため、各地で救援活動が活発に繰り広げられている中、同胞スポーツ選手たちも被災地の朝鮮学校や同胞社会の一日も早い復興を願い、募金活動に積極的に参加してきた。

 3月末には、安英学、鄭大世選手がそれぞれ義援金100万円を総連中央緊急対策委に届けた。また今月14日には、Jリーグで活躍する同胞プロサッカー選手ら7人とチームスタッフ3人、同胞プロラグビー選手が集めた義援金を持って、代表が総連中央を訪ねた。

 一方、被災地にあるチーム、ベガルタ仙台に所属する梁勇基選手は3月29日、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ」に選抜出場。今月2日には、東北朝鮮初中級学校を訪問し、同胞や活動家、教員たちを激励した。彼らが被災同胞に寄せた応援メッセージを紹介する。

梁勇基選手(ベガルタ仙台)

 今回の東日本大震災により、東北初中の校舎が、子どもたちが勉強を継続できないほど破壊されるなど多大な被害をこうむったことに、胸を痛めています。一方で、各地の同胞たちが送った救援物資や応援メッセージの書かれた横断幕を見て、同胞社会の団結力を再び実感しています。救援活動の形態はいろいろあると思いますが、私は被災地のチームに属するサッカープレイヤーとして、フィールドで活躍する姿を通じ、東北同胞社会を元気づけていきたいと思っています。私たちは、いつもひとつです。

 

写真提供=(株)Evolution

李漢宰選手(FC岐阜)

 このたびの東日本大震災で被害を受けられた方々に、謹んでお見舞い申し上げます。今なお余震が続く中での生活に、眠れぬ日々をお過ごしかと思うと胸が痛みます。

 私は今、昨年からの怪我によりリハビリ中ですが、必ず復帰してみなさまに勇気と希望を与えられるようがんばります。降り止まぬ雨はないように、必ず復興し、輝かしい未来が訪れると信じています。私も微力ながら、いつも応援しています。

 

写真提供=(C)Kaz Photography/FC GIFU

金永基選手(湘南ベルマーレ)

 今回の震災に関して、被災者の方々の気持ちを考えると、どう言葉をかければ良いのか言葉が見つかりません。

 1日も早い復興を、心から願っています。

 

写真提供=湘南ベルマーレ

黄誠秀選手(ジュビロ磐田)

 ハルモニ(祖母)が住んでいる東北地方は、個人的に何度も足を運んだ地なので、大震災発生は、とても悲しくつらかったです。一日でも早い復興を願っています。

 

写真提供=Jubilo

金聖基選手(セレッソ大阪)

 この度の東日本大震災について、連日ニュースを見ながらすごく心を痛めています。

 今年は、被災地の仙台でも試合があるので何が何でも出場し、がんばる姿で在日同胞の力になりたいと思います。

 

写真提供=(株)Evolution

金成勇選手(京都サンガF.C.)

 東日本大震災で被災された方々には、自分がサッカーをがんばる姿を通じて、少しでも力になりたいと思います。

 

写真提供=京都サンガF.C.

姜成浩選手(大分トリニータ)

 ニュースなどで震災被害の報告が連日のように流れているのを見ながら、ただただ見ているだけの自分に無力さを感じます。僕はサッカー選手なので、これからもプレーを通じて被災者の方々に応援を伝えられればと思っています。

  写真提供=(C)OITA F.C.
徐吉嶺選手(ラグビー、ヤマハ発動機ジュビロ)

 東北同胞のみなさん。今年はつらいことのほうが多くなるかもしれませんが、みなで笑顔になれるよう、小さなことから一つずつ乗り越えていきましょう!!

 

写真提供=ヤマハ発動機ジュビロ

鄭容臺さん(川崎フロンターレ 育成部コーチ)

 東日本大震災で被災された同胞のみなさまに、心よりお見舞い申しあげます。各地には頼もしい同胞がたくさんいます。一日でも早く復興できるよう、自分自身もできる限りのことをしていきたいと思います。「同胞魂」で強い気持ちを持ち、ともに困難を乗り越えていきましょう!

 

写真提供=川崎フロンターレ

安竜鎮さん(湘南ベルマーレ 分析兼通訳)

 何事にも負けない気持ちを持つことが、在日同胞の力であり未来だと思います。私たちも同胞が笑顔でいられるようにがんばりたいと思います。

 

写真提供=本紙

李将山さん(京都サンガF.C. 通訳兼マネージャー)

 一日でも早くウリハッキョで、子どもたちがまたボールを蹴られる日が来ることを、心より願っています。

  写真提供=京都サンガF.C.

[朝鮮新報 2011.4.27]