W杯(99年米国で開催)に出場する共和国女子サッカーチーム
アジア選手権で2位、5試合で24ゴールの得点力
共和国女子サッカーチームは昨年12月に開かれた第11回アジア女子サッカー選手権大会で2位に輝き、1999年5月に米国で開催される第3回世界女子サッカー選手権大会への参加資格を獲得した。
朝鮮中央通信によると、共和国女子サッカー選手の平均年齢は24.4歳、チームは1986年に結成された。
今回のアジア選手権大会で共和国は、ウズベキスタン戦で8対0、フィリピン戦で14対1、日本戦で1対0と勝つなど、5試合で計24ゴールを決めた。
とくにキム・グンシル選手は9ゴール、パク・ジョンエ、リ・ヒャンオクの両選手はそれぞれ5ゴールを決めチームを勝利へと導いた。
労働者の家庭で生まれたキム・グンシル選手は全試合を通じて、フィリピン戦で6、ウズベキスタン戦で2、日本戦で1ゴールを決めた。そして、今回のアジア選手権で頭角を現したストライカーであるキム・グンシル、パク・ジョンエの両選手には、アジア・サッカー連盟から得点賞が授与された。
今回の試合には人民体育人のミョン・ドンサン監督とリ・フィチョル、チョウ・ヨンチョルの両コーチの役割が大きかった。とくにミョン監督は対戦チームの戦術に対応できる戦術案と作戦を夜を徹しながら綿密に組み立てた。こうした監督の努力によってチームの戦術システムが立てられたのである。
現在、選手とコーチたちは第3回世界女子サッカー選手権大会をめざして日々練習に励んでいる。