神奈川県朝鮮人強制連行調査団で６周年記念集会
神奈川県朝鮮人強制連行真相調査団結成６周年記念集会が１７日、神奈川県横須賀市の横須賀市立勤労福祉会館ヴェルクよこすかで行われ、約１００人の同胞、日本人らが参加した。
集会では、日本人側を代表して斉藤正団長が、朝鮮人側を代表して韓京益団長がそれぞれあいさつした。
調査団の原田章弘事務局長が経過報告を行い、１９９６、９７年の２年間の活動報告と、①県内全域に活動範囲を広げる ②より多くの証言を収集する ③地下号壕の保存運動を行う、など３つの課題について言及した。
日本の戦争責任資料センター事務局長の上杉聰氏が「自由主義史観を考える脱ゴーマニズム宣言」と題する記念講演をし、歴史教科書から「従軍慰安婦」問題を削除することを要求しているマンガ家小林よしのり氏らの主張に対する矛盾点、問題点を分かりやすく説明した。
調査団では、１９日から２５日まで午後１時から８時まで強制連行、強制労働、「従軍慰安婦」などに関するホットラインを開設することを明らかにした。
ホットラインの電話番号＝０４６８－２７－８５５４