長野五輪組織委員会が謝罪/ホームページ上に共和国の歴史歪曲記事掲載で
長野五輪組織委員会(NAOC)がインターネットのホームページに共和国の歴史を歪曲した記事を載せたことと関連して、在日本朝鮮人体育連合会(体連)は19日に抗議文を提出。21日、NAOC広報部の吉田亜輝男部長が体連を訪れ正式に謝罪した。
NAOCはホームページの「参加国・地域紹介」で、歴史的に朝鮮が外国勢力の支配下にあったような不正確な表現を使い、朝鮮戦争については「共和国軍の軍事的行為により朝鮮戦争が始まり…」など、歪曲した記事を載せた。
体連は「共和国に対する偏見と誤解を助長する」、「民族の尊厳を著しく傷つけた」と抗議。NAOCは「内容を十分にチェックできていなかった。ご迷惑をおかけしたことをお詫びする。この欄は削除した。ホームページでも公式に謝罪、訂正する」とし事務総長名義の謝罪文を提出した。