総聯各級機関で講演会
共和国の人工衛星打ち上げと関連した日本における反共和国、反総聯策動の本質を知らせ、対処していくために総聯の各級機関では遊説講演が一斉に繰り広げられている。9月20日の総聯西東京・南部支部での講演会を皮切りに各地でスタート。21日には東京・江戸川、渋世、板橋の各支部で、22日には中杉支部で、24日には大阪・城東支部で、26日には東京・北、中央江東の両支部で、28日には墨田、豊島の両支部でそれぞれ講演会が行われた。
杉並区の朝銀東京荻窪支店講堂で行われた中杉同胞時局講演会には同胞ら100余人が参加した。
総聯中央の南昇祐国際局長が「われわれを取り巻く内外情勢について」と題し講演し、共和国の初の人工衛星打ち上げが内外の大きな反響を呼び起こしていることに言及。日本当局がこれを機に軍事大国化を企図していると暴露し、反動勢力が騒ぎ立てている「共和国脅威論」の虚構性を具体的な事実を上げて指摘した。そして情勢が厳しい時ほど、団結した力でこうした策動を打ち破っていこうと呼びかけた。
地域商工会の金大栄理事長は、「現在の反共和国騒動は、民族差別的な日本の体質が露骨に現れたものだ。同胞が日本当局の考えをしっかり認識し、祖国とともに生きていく姿勢を堅持するよう、分会単位でもこのような場を設けていくべきだ」と話していた。