ニュースフラッシュ
インド訪問の労働党代表団など出発
米軍が9月に150回の空中スパイ
朝米合意文破棄されても動じない/労働新聞
南「国軍」50周年記念行事を非難/労働新聞
キプロス独立38周年で祝電/最高人民会議金永南常任委員長
平和保障し統一実現を/国連総会で共和国代表
インド共産党第16回大会に出席する朝鮮労働党代表団(団長=党政治局委員候補の崔泰福書記)、日本を訪問する朝鮮キリスト教徒連盟代表団(団長=康永燮委員長)、シリアを訪問する朝鮮人民軍親善代表団(団長=鄭昌烈大将)が3日、それぞれ平壌を出発した。
一方、中国人民対外友好協会・中朝友好協会代表団(団長=陳昊蘇副会長)、中国国際問題研究所代表団(団長=楊成緒所長)、エジプト労組総連盟代表団(団長=アザリ対外関係書記)が6日、それぞれ平壌に到着した。(朝鮮通信)
2日発朝鮮中央通信によると、米軍は9月の1ヵ月間、U2、RC135、RC12、RF4C、P3、EH60など、各種の戦略・戦術偵察機を動員し、共和国に対する空中スパイを150回にわたって行った。(朝鮮通信)
労働新聞2日付は論評で、米議会の強硬保守勢力が、朝米基本合意文に基づいて米国が共和国に提供する10月1日からの1999会計年度重油資金予算を議会で否決し、米政府の対朝鮮政策も再検討すべきだと述べたことについて、これが米国の立場ならば、米国が合意文を快く思っていないとしか思えないと述べ、次のように非難した。
合意文が米国に不便ならば、米国の思うようにすれば良い。われわれは合意文が破棄されても決して動じない。合意文がまともに履行されていない条件では、合意文はわれわれの利益にならない。現在まで米国は確約した内容を一つも履行しなかった。われわれだけが履行し、米国は履行しなくても良いという論理は通じない。米国は合意文を快く思わなければ止めれば良い。そうなれば、われわれも自らの道を進めば済む。(朝鮮通信)
労働新聞1日付は論評で、南朝鮮当局が「国軍」50周年を記念すると騒いでいるが、南「国軍」は米国の植民地雇用軍であり、その50年は犯罪と恥辱の50年だと非難した。論評は、南人民の愛国闘争に対する弾圧は今も人々の怒りをかき立てていると指摘。自主性も実権も軍統帥権もない彼らの今回の「記念式」は、世界の面前で恥をさらす茶番にすぎないと非難した。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は9月30日、キプロス独立38周年に際してクレリデス大統領に祝電を送った。また、1日発朝鮮中央通信によると、白南淳外相はトーゴのコフィゴー新外相に祝電を送った。(朝鮮通信)
共和国代表団の崔秀憲団長は9月28日、国連総会第53回会議で演説し、朝鮮半島で戦争の危険を除去し平和を保障するには統一が実現されなければならないと述べ、次のように指摘した。
共和国政府は祖国統一3大原則に基づいた連邦制統一を一貫して主張し、民族大団結5大方針を実現するため努力を惜しまない。南朝鮮当局者が実際の行動で統一の意志を示すならば、彼らといつでも会って民族の運命問題について協議し、統一のため共に努力するだろう。米国が南朝鮮から武力を撤収し、共和国との交戦関係を終わらせることを再度強く求める。日本は米国に軍事的に追従せず、朝鮮人民に対する過去の罪を謝罪し補償することで責任を果たすべきだ。 (朝鮮通信)