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建国50周年記念山口「ウリ民族フェスティバル」


 共和国創建50周年記念「ウリ民族フェスティバル」が9月20日、山口県美祢市の山口ニュージーランド村で行われ、山口県本部の金讃福副委員長、県商工会の呂成根会長をはじめ県下の同胞2000余人が参加。1世から5世まで幅広い年齢層の同胞が創建50周年を祝った。国慶節を前にした9月5日に金正日総書記が国家の最高職責である国防委員会委員長に推戴されたこともあり、会場はお祭りムード一色に包まれた。

 ステージでは、山口、九州両朝鮮歌舞団による合同公演、山口県下の朝青員らによるぬいぐるみショー、チャンダンノリなど多彩な演目が次々と披露された。

 山口朝鮮高級学校の生徒らが出演した農楽隊がチャンゴなどを打ち鳴らしながら会場を練り歩くと、軽快なチャンダンのリズムにつられて観客席にいた同胞も飛び入り参加。会場には踊りの輪が広がり、祝賀ムードは最高潮に達した。

 ハイビジョンテレビや旅行クーポン券、自転車などの賞品が当たる大抽選会なども好評だった。

 山口朝高オモニ会会長の朴順子さんは「共和国の人工衛星打ち上げを、日本当局が『弾道ミサイル』だと決めつけ騒いでいるため、各地で再びウリハッキョ生徒らへの悪質な嫌がらせが相次いでいる。この様な厳しい情勢のもとでも、こんなに多くの同胞が集まり、楽しく過ごしている姿を見て、総聯と同胞の団結力の強さを改めて感じるとともに困難な情勢を乗り越える力を得た」と語っていた。

 山口県青商会の鄭明洙会長は「こんなにたくさんの同胞がともに金正日総書記の国防委員会委員長推戴と建国50年を祝えることは本当に嬉しい。今後も30代の会員らを中心に総書記と総聯の周りに団結し、在日朝鮮人運動の発展に寄与していきたい」と話していた。