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平壌で「大同江文化」に関する学術発表会


 「大同江文化」に関する学術発表会が2日、平壌で開かれた。

 発表会では討論が行われ、朝鮮歴史学会が最近、平壌を中心とする大同江流域の古代文化、檀君朝鮮の文化を「大同江文化」と命名したことについて指摘。「大同江文化」は紀元前4000年後半に開化した文化であり、東方で最も早い時期に古代国家を発祥、発展させた文化であったと解説した。

 討論者は、大同江流域は人類の発祥地、原始文化の中心の一つとして、早くから古代文明が芽生えた地であると指摘。われわれの祖先は檀君朝鮮初期から、民族固有の文字である「神誌文字」を生み出し、「大同江文化」の発展に画期的転換の契機をもたらしたと強調した。また、建築や壁画古墳などに対する考察を通じ、「大同江文化」をルーツとする古朝鮮の文化を継承した高句麗文化が、平壌遷都後にさらに開化発展したことについて論証した。(朝鮮通信)