米兵6万人の南朝鮮訪問計画/朝鮮戦争の正当化狙う
8日発朝鮮中央通信は、米国と南朝鮮当局が、朝鮮戦争に参加した米兵6万人の南朝鮮訪問を計画していることについて論評し、次のように非難した。
米国の朝鮮戦争挑発50周年に当たり行われる「記念行事」と共に推進されているこの訪問が、2004年までの実現を目標にしているという事実は、米国が挑発した朝鮮戦争を「自由世界」のための「聖戦」と美化し、来世紀になっても引き続き合法化、正当化することを意味している。
また、米軍の永久駐屯を願う南当局に活を入れ、世界制覇戦略のため朝鮮半島を永遠に掌握するという時代錯誤の野望の表れだ。
朝鮮戦争は第2次世界大戦後、米国が世界制覇の野望の下に行った侵略戦争であり、米軍は朝鮮人民に許し難い蛮行を働いた。故に各国も、これは戦争ではなく犯罪だと決め付けた。
米国は朝鮮戦争で惨敗してから今日まで、駐南米軍を撤収させずにいる。米軍の南朝鮮占領は朝鮮人民のすべての不幸の禍根として、統一を阻んでいるばかりか、アジアと世界の平和にも脅威を与えている。
それにもかかわらず、米国が南当局をそそのかして米兵を再び朝鮮の地に踏み入れさせるのは、朝鮮人民と世界の平和を愛する人々への愚弄、挑戦だ。また、これに歩調を合わせる南当局も、民族反逆行為で時代と歴史の前に今一つの恥ずべき罪を犯している。
朝鮮人民は、これらの犯罪的策動を絶対に許さないであろう。 (朝鮮通信)