同胞だより
●東京第2初級
区民まつりに出場
東京朝鮮第2初級学校生徒らが17日、木場公園(江東区)で行われた「第16回江東区民まつり 国際交流友好の広場」の「世界の歌と音楽」の部門に出演し朝鮮の歌と踊りを披露した。
当日は台風の影響であいにくの雨だったが、多くの日本市民や父母が舞台前に集まり、パジ・チョゴリ、チマ・チョゴリを着た生徒たちの演技に「可愛い。表現力が豊かだ」などと盛んな拍手を送っていた。
ある日本人女性は「昨年の舞台を見て感動したので、今年も楽しみにしていた。情勢が複雑でいろんな事件が起こっているが、このような機会を生かして日朝の友好をもっと広げられれば」と語っていた。
● 広島初中高
朝・日交流会
広島朝鮮初中高級学校で9日、「広島朝鮮学園参観交流会」(主催=県同和教育研究協議会)が行われ、日本学校の教職員、学生ら270余人が参加した。
参加者らは授業参観後、初級部から高級部までの17の学級で、同校の生徒・児童らとの交流会に参加した。内容は、歌、民俗遊戯など、各学級が個性を生かして準備したもの。午後には、朝・日の教員同士の交流会と、同校生徒らの芸術公演が行われた。
閉会に際してあいさつした県同和研究協議会事務局長は、最近の「ミサイル」騒ぎの中で続いている、朝鮮学校の生徒に対する暴行、暴言は絶対に許せないとしながら、朝鮮学校生徒の明るい姿を守り、民族教育を発展させるために寄与しようと話した。
参加者らは、「先生の熱意と生徒の取り組みの積極性にただただ感心するばかり。先生と生徒の間に感じた信頼関係は、民族教育の成果なのだろう」などと感想を残していた。